上戸

概要

上戸(じょうご)とは、「酒飲み」の人を指す隠語のこと。左党、左利きともいう。
この「上戸」は、貴族が用いた酒飲みの隠語で、「左党(左利き)」というのは庶民の間で使われた隠語である。

また、「上戸」の反対にお酒を飲めない人のことを「下戸」という。

上戸の由来には二つの説がある。

一家の男子の人数の説

律令制度の時代(奈良~平安)に、一家の成年男子の人数により「上戸(6~7人)」「中戸(4~5人)」「下戸(2~3人)」と分けていた。 人数の多い「上戸(6~7人)」は酒を多く消費するということから「上戸=酒飲み」となった説。

中国の説

「上は寒い」から「酒を温める」、「下は寒くない」から呑まないということが起源となった説。

上戸の種類

お酒を飲んで出る癖に「笑い上戸」「泣き上戸」「怒り上戸」というものがあり「ひな飾り」の中にもいるそうです。
他にも以下の4つがある。

  • 空上戸 - 酔いが顔に出ない
  • 盗人上戸(ぬすびと) - 酔いが顔に出ない + 酒も菓子も好き
  • 呑口上戸(のみぐち) - 酔うと理屈をこねるひと
  • 隠者上戸 - 気のふさぐ癖のあるひと

関連項目

カテゴリ:四方山話