佐香神社

佐香神社(さかじんじゃ)は島根県出雲市小境町に鎮座する神社である。
別名、松尾神社。酒造の神として酒造業者からの信仰を集めている。

『出雲国風土記』によれば神々が清らかな佐香の川に囲まれたこの地に舎屋を建てて酒を醸したとされ、この「佐香(サカ)」が古代に酒を表す言葉でもあることから日本酒発祥の地であるとも推察されている。

また『佐香神社』は『出雲大社』『伊勢神宮』『宇賀神社』と同じように「どぶろく醸造」を許された神社でもある。

日本最古の酒造場

そもそも出雲国の酒は神社から始まったもので神様に酒をお供えし、神事の後の酒宴で御神酒としていただくことで神様との一体感を感じることが飲酒の目的である。

「出雲国風土記」には、この酒宴の地の舞台が出雲佐香神社であると同時に、御神酒が造られたことが記されているそうだ。
島根県(古代の出雲国)には、酒造免許を付与され、酒造りが認められている神社が現在でも二社あるが、その一社が「出雲佐香神社」である。

佐香神社では現在でも毎年10月13日の「秋季大祭(濁酒祭(どぶろくまつり))」において境内で醸された「濁酒(どぶろく)」が参拝者に御神酒として授与され酒造家、杜氏はもちろんのこと味噌・醤油などの製造、販売に携わる方々からも深い信仰を集めてる。

関連項目

カテゴリ:島根